シェアする

信じるものは救われる?

シェアする

  ブッダの教えに、祈ることに意味はないというのがある。意外だ(笑)。ブッダは現実主義者だ。だから、祈っても行動しなければ何も変わることはないということを説いている。

 私もそう思う。信じるものは救われるのか?といえば、救われないだろう。信じて行動すれば良くも悪くもどうにかはなるけど、信じるだけでは何も起こることはない。それは、祈りでも同じこと。祈ることに意味はない。祈ったところで何かがわかることはないのだから。
 宗教は、心のよりどころといわれる。生きる道を教えてくれるものでもあるのも確かだ。だけど、それをすべて鵜呑みにするのはよろしくないのだろう。好いものは受け入れ、悪いものは排除する。すべてを信じると、オウム真理教のようなことになってしまう可能性もあるということ。
 変に頭がいいと、逆にのめり込みやすくなるってこともある。実際、オウム真理教には高学歴の信者が多数いたという。
 本当にそうなのか?と、疑問に思うことも大切な事だと思う。それは、宗教においても人生においても同じこと。そして、より良い選択をして行動する。
 行動するもしないも、自分の決定だ。やらない決定を下したのも自分、やる決定を下したのも自分。他人から何を言われようと、決定するのはいかなる時も自分自身だ。
 仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、世界にはいろいろな宗教がある。人はバカではないので、広まるということは、その教えにいいところがあるからなのだろう。悪ければ信者は増えないし、滅ぼされることになる。